液晶モニターを比較

撮影スタイルが液晶ミニターでの撮影へ変化した現在、どのメーカーもおしなべてモニターの性能が向上し、致命的に性能が劣った機種はありません。しかし従来のスタンダード画質のビデオカメラから、飛躍的な進化がないのも事実です。

多くのハイビジョンビデオカメラが採用する2.7型の液晶モニターは、数値的には十分な大きさに思えますが、16:9の画面では従来の4:3画面よりも縦方向が縮まるため、思いのほか小さく見えてしまいます。できればもうひとまわり大きい3.5型程度を望みたいところですが、コンパクトタイプではサイズの制約上、2.7〜2.8型でも頭打ちに近いかもしれません。

最近の液晶モニターは視野角が広がり、屋外での視認性が優れたものが多いのですが、画素数はあいかわらず21万画素前後と、従来のビデオカメラと変化がありません。従来画質では特に不満はないのですが、飛躍的に解像度が向上したハイビジョンビデオカメ ラでは、テレビで鑑賞する画質とのギャップが大きすぎるのです。これは同時にビューファインダーについても言えることで、ピントやディテールを厳密に確認するには、さらに大きく高精細なモニターが必要になります。

かつて液晶モニターは、視認性を比較すれば済んでいたのですが、最近の機種はモニターに機能を持たせたものも多く、評価のポイントも変わりました。タッチッチネルやモニター枠にボタンやダイアルを設けたものは、液晶モニターでの撮影時には扱いやすい反面、ビューファインダー撮影時は操作が煩雑になるなどのデメリットもあるので注意が必要です。