キヤノン iVIS HV20
iVIS HV20は衝撃的な画質で話題を呼んだ、キヤノン初の家庭用HDVカメラ「iVIS HV10」の上位機種。記録メディアはHV10同様miniDV、基本コンポーネンツもHV10と共通化が図られていますが、細部をリファインし扱いやすさが向上しています。
画質優先のユーザーにおすすめのHDVカメラ
縦型で非常にコンパクトなHV10から一変、HV20ではオーソドックスな横型を採用し、サイズ、重量ともにごく一般的なものに変わりました。小型化を優先したHV10では端子類の多くが省かれ、拡張性はいまいちだったのですが、HV20ではHDMI端子やマイク端子、ヘッドフォン端子、アクセサリーシューを装備。さらに消費電力を抑えたこととバッテリーを大容量化したことで、連続撮影時間のアップが図られています。
カメラ部に目を移すと、光学10倍ズーム、1/2.7型総画素数296万画素CMOSセンサーは先代と同じながら感度アップが図られ、最低被写体照度(シャッタースピード1/30秒時)はHV10の5luxから、3luxに向上しています。新しい機能としては、毎秒24コマのプログレッシブ撮影(24p)で映画のような映像表現を可能にした「シネマエフェクト」を新たに搭載。
HV20の美点はなんといってもその画質の良さです。記録画素数こそフルハイビジョンではありませんが、そんなことを全くハンデと思わせない解像度の高さがあります。カメラ部の性能の高さにあわせて、低圧縮、高ビットレートのHDV方式が項を奏し、解像度が高く生々しい映像は他の家庭用ビデオカメラでは得られないものがあります。同じレンズ、センサーを搭載する同社のHDD記録の「HG10」と比較しても、HV20には一歩及ばないのは、HDV方式が根本的に画質面でアドバンテージがあるからに違いありません。静止画の画質もなかなかのもので、記録画素数こそ207万画素と少ないものの、解像度が高くクリアーな画像は、画素数以上のものを感じさせます。
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HV20画質レビュー・動画サンプル
HV20を選ぶ上で、最大のネックとなるのはやはりテープ記録だということでしょう。扱いやすさ、時代の流れからすると、HDDやSDカードなどのAVCHD方式を選ぶほうが無難かもしれません。しかしあえて利便性を犠牲にしても、画質の良さからHV20を選ぶのもの十分アリだと思います。
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キヤノン iVIS HV20 価格比較
○ライバル機種:
ソニー HDR-HC7
キヤノン iVIS HV20・ソニー HDR-HC7仕様比較
| 機種 |
キヤノン iVIS HV20 |
ソニー HDR-HC7 |
| 記録メディア |
miniDV |
miniDV |
| 記録方式 |
HDV方式 (1440×1080画素記録) |
HDV方式 (1440×1080画素記録) |
| 撮像素子 |
1/2.7型 CMOSセンサー
動 画:有効207万画素
静止画:有効276万画素(4:3) |
1/2.9型 CMOSセンサー
動 画:有効228万画素
静止画:有効304万画素(4:3) |
| 手ぶれ補正 |
光学式 |
光学式 |
| レンズ |
光学10倍ズーム
35mm換算:43.6〜436mm(動画) |
光学10倍ズーム
35mm換算:40〜400mm(動画) |
| 最低被写体照度 |
3ルクス(シャッター速度1/30秒) |
5ルクス(シャッター速度1/30秒) |
| 液晶モニター |
2.7型 21万画素 |
2.7型 21.1万画素 |
| ファインダー |
0.27型 12.3万画素 |
0.27型 12.3万画素 |
| 撮影時質量 |
615g |
650g |
| 発売 |
2007年3月 |
2007年2月 |